第3章 鑑定依頼

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画像を開いてみると そこには 大きな月(スーパームーン)と ゆれる水面に映る月が、 ダルマのように くっついて写っていた。 月の波動が充満していて それが器のような形になっている。 ナルホド それで月の器なのだ、と キョウヤは思った。 次に 式神を送ってもらう。 なんかワクワクする。 陰陽道の修行をしているキョウヤには  霊だとか思念とか波動など 不思議な事は慣れっこだ。 しかし スマホから式神が 出てくるなんてのは 前代未聞だ。 「それでは あかりさん 式神を送って下さい。 名前は何といいますか?」 「孔羽です 私は コウちゃんと呼んでますけど‥ 」 「孔羽ですね。 それではお願いします」
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