984人が本棚に入れています
本棚に追加
/310ページ
-----------
「なぁ。
水瀬ってさ、うーちゃん先生と仲良いの?」
「…へ」
席に着くなり話し掛けられて、反射的に肩を跳ねさせてしまった。
入学して2ヶ月ともなればある程度のグループは出来てきているし、
何処にも属さない俺を『一人が好きなヤツ』と勝手に認知してくれたのか、話し掛けられる事もほとんど無くなっていたから。
「あ、…えーと」
……そういえば、なんて名前だっけ。
「あ、俺の名前分かってねーだろ。
まー出席番号離れてるしな。
岡田 大和、だから」
最初のコメントを投稿しよう!