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とっさにミサイルに切り替え、白い点になり始めたヴァルキュリアにミサイルを放つ。
2発ほどの小型ミサイルが、曳光を見せながら、ヴァルキュリアか消えていった暗闇の空に向かう。
《》はすでに緑。
捕捉できない。
直後、再びあの花火が降り注ぎ出した。
ファフニールは逃げる。
だが、逃げた場所にも花火が降り注いだ。
(な、なんだ! コイツ!)
ファフニールは大破した。
完敗である。
ヴァルキュリアにこちらの攻撃が当たったのかも定かではない。
というか、白い機体をほとんど捕まえ切れなかった。
あの武器はなんだ。
そして、何故にあんなに長く上空に要られるのだ。
負けた悔しさより、ヴァルキュリアに対する疑問しか沸いてこなかった。
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