第1章
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拓人は呆然とした。すると後ろに気配がした。振り向くと、鬼の仮面を被った母がいた。しかしもう母は鬼なので、拓人は家から出て、クラスメイトの佐藤勇気の家の窓から中に入った。中は勇気の自室だった。すぐに窓の鍵を閉め、ドアの鍵も閉めた。そして机の下に隠れた。足が、本が積み重なられている場所に当たり、本が崩れ、本が開く。そこにはケニアの人々が写っていた。
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