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つい『アゴル!』と助けを求めたくなる
いつの間にか、弟子ではなく、同志になっているアゴルを頼もしく思うと同時に、自分の甘さを思い知る
アゴルを巻き込んではいけないって、心に決めていたはずだ!
そう、こんな時こそ落ち着いて!
皆が、医療班の核となる私を見てる
私が焦ったり、もうダメだと顔に出したら、皆が不安になり、パニックになりかねない
「は?
割り箸ぃ?!
こりゃ無理だって!
大人しく麻酔吸って寝てなさい!
手当て済んだら、暫く痛みを忘れて寝てられるよ」
いつもの調子で、穏やかに・・・
ほら、皆の不安顔が、少し和らいだ
「はい、次~っ!」
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