弐
2/5
読書設定
目次
前へ
/
40ページ
次へ
思い出しそうになる言葉にブルッと頭を振って 歩はいつもより早く家を出た。 今日の打合せ相手の資料を もう一度確認したいと言った貴子を出迎えるためだ。 事務室の扉に入館証をかざした歩は 貴子の姿が目に入り、顔が引きつる。 そこにいたのは貴子に手を伸ばす藤谷。 そして、そんな藤谷から 必死に逃れようと顔を背け、身を竦める貴子。 頭に浮かんだのは 振り払ったはずの由美子との最後の会話。
/
40ページ
最初のコメントを投稿しよう!
6人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
20(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!