はい、どーん。

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……げふんげふん。取り乱しました。 「爪っ!?うわっ想像しただけで鳥肌が…って君、頭打ち付けて大丈夫?」 「大丈夫だ、問題ない」 「そう?ならいいんだけど…」 キョトンと首をかしげたこの目の前にいるイケメンは、このイケメンは(大事な事だから二回言いました)、あれだ。テンプレ的に私は神だ、とかいう変態だろう。テンプレが何かって?テンプレはテンプレだ。テンプレートさ。 そしてお約束通りここは真っ白な何も無い空間。 「えっと、ここは何処か、だよね?もう気づいてると思うんだけど、君死んじゃったんだよね」 「ああ」 「それで…ってあれ?死んだって聞いたのにあんまり動揺してないね?」 「ん?ああ、まあな」 死に方がショック過ぎて死んだ事に対してのショックが少ないんだよちきしょう。 「あーまあ、あれじゃ仕方ないか」
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