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「それで、君をここに読んだ理由なんだけど…」
転生って訳では無いんだな。
「うん。転生させてあげるわけにはいかないけど、かと言ってこのまま、ってのも可哀想だからね。選択肢をあげようと思って」
選択肢?
「そう。このまま自我を消失させ、輪廻に加わってもいいけど、もし君が望むなら、僕のところで働かない?」
アルバイト募集?って、神の元で働くって何か、天使にならない?ってお誘いか?
「天使…。んーまあそんな感じかな?」
えー。天使つったら美人のねーちゃん(もしくはイケメン)、って夢があるしな。俺がなったら自分で夢を壊しそうだ。ほら?俺自他共に認めるフツメンですし?
「ああ、顔の事なら心配しないでいいよ?要は概念みたいなもんだしね。実体なんてあってないものだから好きに弄くれるよ?」
まじか。
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