ページ0.5 CV:泉日和 イズミヒヨリ

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え…… 急に悲しそうな顔になられて……どうしたんでしょう。 憤りと憂いが混じりあった様な複雑でそれいて儚い表情。 なんだか、私なんかよりもっと悲しそうです。 「それに」 どこか遠くを見る彼の目はとても澄んでいて黒い宝石みたいに涙で輝いていました。 私……また、泣かせてしまったのでしょうか。 「お前、案外しつこそうだから俺かえったらまた自殺するきだろ! 動脈ブスッとかやっちゃう気なんだろ」 悲しそうな顔でうつ向いていると思ったら、急にこちらを向くなんて反則ですよ…… 笑顔が似合いすぎていてあざといですよ王子さま。 綺麗すぎて、直視できません。 絶対いま、おかしな顔してます。 本当にその笑顔はずるいですよ……
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