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目が覚めたら、もう外は薄暗くて
夕方の6時を過ぎていた。
なかなか寝付けなかったけど、
案外眠れた。
朋樹はふらふらと立ち上がって
支度を始めた。
後30分で家を出れば
待ち合わせの居酒屋に7時には着く。
携帯の画面を見て
ため息をついた。
飛鳥
やっぱり、そうとう怒ってるな……
急いでシャワーを浴びながら
また、考える。
さてと、みみみ……
やっぱり瑞穂だろ？
あいつ、ゲーム好きだったし、それに
久しぶりって言ってたし。
わからない相手との待ち合わせ。
なんだかそんな自分におかしくなって
一人ニヤリと笑う。
遊園地もなくなったし
折角の日曜日。
こんな飲みも悪くない。
朋樹は忙しなく髪を乾かし
アパートを出た。
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