ラスティ・ネイル
2/35
読書設定
目次
前へ
/
35ページ
次へ
「BAR シノワ」は、マンションに帰る道の途中にある。
螺旋階段
(
らせんかいだん
)
を下りて久しぶりにそのドアを開けた私に、バーテンダーの神谷君はにっこりと笑った。 「いらっしゃいませ。
蒼衣
(
あおい
)
さん」 今日はお一人ですか?とも、待ち合わせですか?とも聞かない彼は、きっとバーテンダーとしては合格だ。 こんばんは、と言いながら目の前に座った私に彼は、いつものでいいですか?と優しく聞いた。 「……お願いします」
/
35ページ
最初のコメントを投稿しよう!
40人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,575(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!