ラスティ・ネイル
21/35
読書設定
目次
前へ
/
35ページ
次へ
「イギリスの俗語では『古めかしい物』っていう意味もある」 なんだか少し怒ったような神谷君の声を聞きながら、私はグラスを半分ほど空けた。 背中の方ですみません、という声がして、神谷君がはい、と答えた。 「好きなの?そのカクテル」 青年の目が、横顔に貼りついているのがわかって、私は少しだけ笑おうとした。 「好き……なのかな」 その視線を感じて、私は思わず吐き出すように口を開いていた。
/
35ページ
最初のコメントを投稿しよう!
39人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,526(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!