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優紀「さーて、考えてても俺達にはわからないし、採掘再開しますかー」
茜「そうね。じゃあ優紀、スリープ解除して頂戴」
優紀「了解。スリープ解除、出力50%で潜行開始」
茜「レーダー、熱反応無し。進路継続」
ゴゴゴゴゴゴ…
優紀「…ん?レーダーに反応。何だ?金属反応?」
茜「金属?こんな深度に?鉄鉱石の層でもあるのかしら。モニター出して」
優紀「了解」
茜「反応地点まで到達したら潜行停止、まずは映像を確認しましょ」
優紀「2449…50…51…52…到達。潜行停止、っと」
茜「周りの石が邪魔ね。スクリュー収納。エアーブラシで瓦礫排除…」
優紀「反応物…確認……………姉貴、これ…」
茜「………どういう事?これって…人の手によって作られた物…よね」
優紀「そんなまさか、ここは未開地区だ。ここまで来たのは俺達が初めてなんだぞ…」
茜「じゃあ…この金属板は何?自然に、こんな平面になるものなの?」
優紀「古代人に採掘技術があったとしても、金属加工技術があったとしても、これはオーバーテクノロジーだ…」
茜「オーパーツ…よね…」
優紀「ああ………考えてても仕方ない、もっと調べよう」
茜「うん…」
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