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「どうゆう事だあぁぁあっ！！この顎髭野郎！！！！レイがいねぇじゃねえっかっ……！！！！」
場所は、理事長室。
シンの怒鳴り声が響き渡った。
「ーーやあ、シンくん。熱烈な挨拶をありがとう。」
足を組み、ゆったりとした動作で手にしていたティーカップをおろしながら、にこやかに笑う男
「……てめぇ、おい。ざけんじゃねぇぞ。レイの担当をさせてやるってテメェが言ったから俺は……っ！！！」
「うん、させてあげるって言ったよね」
感情の読めない顔で、ふふふと笑い、シンを見つめる
どうもコイツは分からねぇ。
さすがはノスタリジアの創始者ってところか。
次第に怒りが収まり、はぁ、と怒りを押し殺したようなため息をこぼすシンに男はまた笑った
「………レイ君なら、Aクラスに余裕で入れるって思ったんだよね、あーあ。」
残念だ。
なんて、全然残念だなんて思ってない顔で口にする男にシンはイライラを募らせる
「まさか、レイ君がEクラスだなんて、ふふふ。君の目は節穴だったのかい？」
「……は、？」
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