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チュニカが子供たちのお願いに了承し、缶けりをすることとなった。片方の子どもが得意げな顔で
「かんみつけたよ!」
とずいっと缶を持ち上げる。ちるはその子どもの頭を撫で、褒めた。褒められた彼の尻尾はふりふりと元気良く揺れていた。
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もう一方の子どもはチュニカに缶けりの遊び方を話していた。
「それでね、かんをぽーんとければいいの!」
「わかりました。ありがとうございます」
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話し合いの結果、ちるとチュニカはさくらとともに逃げることとなった。
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