ぽーんととばせばいいの

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 チュニカが子供たちのお願いに了承し、缶けりをすることとなった。片方の子どもが得意げな顔で 「かんみつけたよ!」 とずいっと缶を持ち上げる。ちるはその子どもの頭を撫で、褒めた。褒められた彼の尻尾はふりふりと元気良く揺れていた。 **  もう一方の子どもはチュニカに缶けりの遊び方を話していた。 「それでね、かんをぽーんとければいいの!」 「わかりました。ありがとうございます」 ****  話し合いの結果、ちるとチュニカはさくらとともに逃げることとなった。 .
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