4人が本棚に入れています
本棚に追加
夢。
老若男女問わず、誰しもが抱く人間独特の概念。
別称、目標とも言える。
高みへと目指すものはこれによって自身を鼓舞し、意欲と変換させ、結果、人体の活動エネルギーとするための必要不可欠のスパイスとして存在する。
だが、夢が叶うか否かはは結論的に才能の有無に限られている。
そう、一般に言う会社での上司・部下とは別枠の立ち位置、いわゆる『一流・二流』の関係こそが正に才能の差の表れが招いた結果なのである。
この関係性は主に個人営業の職種がぶち当たる壁だ。
文理問わず一流・二流の言い回し以外にも一級・二級という差別用語まで現れる始末である。
なぜ俺がこの言葉に対して嫌悪を抱くか、それは俺が『二流というレッテルを貼られている』からである。
二流は悪ではない。
劣等生ではない。
一流のための踏み台ではない。
才能など決して認めない。
俺はそんな二流作家である。
最初のコメントを投稿しよう!