1人が本棚に入れています
本棚に追加
人はだれでも道を往く
それは、登りの山道の暗い夜のような
月明かりがあればありがたい
車道 自動車のヘッドライトの閃光 のけぞる身体
後ろから自動車がクラクションをならしながら、ぼくらを追い抜いていく
歩道に上がろうとする
一瞬のためらい
歩道の上には暗闇
そこに足を踏み入れると底がなく、谷底へ転落なんて
やっぱり車道を往く
数メートル先がみえるだけ
この先に真理という目的地があるのだが
その目的地にたどり着くには歩きでは生きている間に
たどりつけない?
dakara hitoha bunmei wo kiduita
最初のコメントを投稿しよう!