第3章 禁断の復讐

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第3章 禁断の復讐

「5分遅刻――」 呼び出されたのは 午後10時を回ったセルフカフェ。 奥まったソファー席に 初めて見る私服姿の由良がいた。 「何の用だ?こんな時間に」 呑気に――。 チョコレートドーナツなんて頬張りながら。 「やめてよ。こんな時まで先生みたいに」 由良はからかうような口ぶりで かしこまった僕を笑う。
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