第7章 支配者

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「本当だ……」 言われれば 本当にそんな気がしてくるから不思議だ。 甘いライムを味わい尽くすと。 こちらが焼けつくような瞳で 僕を見下ろしたまま――。 征司は二度、三度 僕の唇を甘噛みする。
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