第2章 恋の予感

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布巾を手にした瞬間、ジワリと目に涙が浮かぶ。 どうしてこんな理不尽な扱いを受けなきゃならないんだろう? 私が後輩だから? 先輩だからって何してもいいの? 悔しさに手が震えることを感じながらギュッと布巾を手に取り、ゴシゴシとミラーを磨いた。
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