第4章 男なんてもういいと思ったり

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イヤな予感を感じて思わず身構えると、スッとサトル君が腰に手を回して来た。 「ね、有紗ちゃん、入ろうか。 中でゆっくり飲むのも悪くないよね?カラオケもあるし」 と手に力を込めた。 「や、やだ、何言ってるの?」 少し笑って返すと、 「いいじゃん」 と半ば強引に手を引かれた。
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