第4章 男なんてもういいと思ったり

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この人も美容部員で遊べるかもと思ってたクチなわけ? 「それより有紗ちゃん、デパート入れるから医務室で膝消毒しようか」 「いえ、もう帰りますので、結構です」 ピシャリとそう言って、 「それでは、お疲れ様でした」 と会釈して、踵を返した。 なんていうか、 もう、オトコなんて! と心から思った夜だった。
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