第7章 若気のイタリ。

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「バイト?」 「そう、私『夜』やってるの。かけもちで。 結構美容部員の子多いよ。 実はお店のママがバイト雇うなら接客や敬語がちゃんとできて、お化粧も上手な美容部員がいいって言われててね。 短期でもやってみない? 一日体験とかで、お小遣い稼いでいってもいいし」 「え、それって飲み屋さんってことですよね?」 「そう、キャバクラ。 でも変なことは何もないよ、よくドラマにあるお水の世界をもっと楽にした感じ。 どうせ飲みに行ってお金なくなるなら、ただで飲ませてもらってお金もらえる方が良くない?」 「まぁ、そうですよね」 お金払って飲むより、もらって飲む方がいいに決まってる。
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