勇者に迫る暗雲

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骸骨達は、群がり光の膜を一斉に攻撃するが…ビクともしなかった。 バスターNBA✨ 『噂に聞いたが、凄い盾だな~何でもう少し早く使わなかったんだ?』 ガードナー扇✨ 『確かにイージスの盾は、高性能ですが…幾つかの欠点もあるんですよ!?』 『今使用しているフルガードは、5分使うと30分は使用出来ません…それに実体を持たない霊等には、効果が無いんですよ…もう1つ秘めた力もありますがね✨』 その時⁉ 骸骨達を押し退ける様に…汚ならしいローブ姿の老婆が現れた。 ローブ姿の老婆 【キヒヒヒ…クヒッ…ヒヒヒヒッ…】 高司祭蛍斗✨ 『あの老婆…とても嫌な気配を感じます…』 義賊やまさき✨ 『な~に🎵結界を越えられないんやろ(笑)』 老婆が、やまさきの前で立ち止まり…結界に手を伸ばしてきた… 一瞬…ジュッと嫌な音を立てた後…干からびた手は、なんと結界をすり抜けてきた⁉ 義賊やまさき✨ 『げぇっ⁉まぢかいな( ̄□||||!!』 ローブ姿の老婆 【ぎひひひ…ヒャハハ…】 老婆は、勝ち誇った様に顔を狂喜に染めてせせら笑う… 老婆のローブが、剥がれるとミイラの様な顔と骸骨の様な体…どす黒い障気を纏い その下半身は、透けて存在すらしていなかった…
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