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増援部隊
時間を少し遡り…
おみなパーティーが、レッドクルスマウンテンを登り始めた頃…
エブリスタ自治区✨星の子達の夢亭✨
早朝、海からの湿った風が、朝靄となり都市全体を包み込んでいた…
酒場の安い獣油ランプの灯りも消え、真夜中の騒がしい喧騒が嘘の様に街は、静まり返っていた…
そこに…バサッバサッ…バザッ⁉
星の子達亭に向い…街の静寂を破る…大きな生物の羽ばたきが、複数近付いて来ていた。
ソウルクラッシャー風助✨
『ん…⁉』
女将きんたしゃん✨
『この羽根の音は⁉ドラゴンだわさ…』
サムライマスター瑞音✨
『こんな街中にか…早く向かえ討たねば‼』
ソウルクラッシャー風助✨
『同時に複数の人の気配もするぞ⁉とにかく外へ』
風助達が、それぞれの武器を携え表に出ると…
3匹の色の異なる竜達が、後ろ足を器用に使い地面に着陸した所だった。
黒と蒼と緑色の3匹の竜の背には、数人の人の姿が見える…
風助は、1歩前に踏み出ると
『こんな街のど真ん中へ…竜騎士が何の用だ?』
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