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篝は、背中に背負った太刀を外し鞘を握り前に差し出す
武芸者篝✨
『この刀…銘は、村雨ブレードと申します✨その昔、妖刀と不名誉な呼びなをされましたが…切れ味故…魔力を帯びていおります。』
刀を手に取った瑞音は、鞘から感じる力の波動を受けながら篝に村雨を返した。
サムライマスター瑞音✨
『ほぅ…なんと見事な業物だ…すまぬ、大切な刀をありがとう✨』
この大陸では、刀は殆ど普及しておらず…その波紋の美しさと切れ味から非常に高価な物だった。
剣士レイン✨
『さっき風さん✨から聞いたんだが…瑞音殿は、魔王の襲撃から勇者を守る際に愛刀菊一文字を無くしたそうだな…』
サムライマスター瑞音✨
『それは、己の未熟ゆえ…』
その時…レインから瑞音に一振りの刀が、手渡された。
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