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竜姫みゅぅ✨
『悠久の時間と強大な力を持つ古の龍が、超魔法帝国とは言え…百年に満たない時間と非力な力しか持たない人間に使役されていた…そして、まだ制約を受けている…その事実が、偉大なる王を狂わせたのかもしれません…』
『話が逸れましたね…』
みゅぅは、少し苦しそうな表情を浮かべながら話しを戻した。
『皆さんは、4年程前に大陸全土を揺るがす…大きな地震があった事を覚えていますか?』
女将きんたしゃん✨
『あの時は、酒瓶が棚から落ちて…大変だったわさ💦』
竜姫みゅぅ✨
『きんたしゃんの言う通り記憶に新しいと思いますが…』
『震源地は、遥か西の暗黒島と推測されました…あの島には、古来より魔界へ繋がる門があると言われ…心優しき龍、マザードラゴンと最も親しき暗黒龍が、門の守護をしておりました。』
『あの地震から2ヶ月後…暗黒島から深く傷付いた上位竜が、我が国に舞い降りたのです』
『魔界の門が、開き大魔王が復活したと…伝える為に…暗黒龍の安否は不明…私は、その黒龍と暗黒龍の救助を約束し契約を交わしました。』
ソウルクラッシャー風助✨
『それが…暗黒丸か…』
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