"彼女"との出会い

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俺は、とりあえず"あの子"のもとへ行ってみた。 しかしそこには何か本のような物以外誰もいなかった。 「おっかしいなぁ...」 確かに泣き声が聞こえていた。 この辺りで。 俺はそこに落ちていた物、タブレット端末を拾った。 「夜雲さんのかなぁ... どうしよう...」 さっきの雰囲気の後、これを渡すのはちょっと気まずい。 まぁ、クラスの女子に渡しとけばいいか、 そんなことを思っていたら、 ピューン シューーーーン タブレットが急に音を発した。
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