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俺は倉繁康隆
地元の敬情高校に通う高校3年生だ。
成績は真ん中位で特に部活もやっていないし塾にも通っていない。
未だに進路について悩んでいる普通の高校生だ。
そんな俺が夜雲明と出会ったのは高校1年生のクラスでの自己紹介のときだ。
「えっと...夜雲明といいます。
あんまり目立つのは得意じゃないですけどよろしくお願いします。」
長い黒髪の彼女がとても俺の目に映えた。
一目惚れだ。
といってもなかなか声がかけられず、顔を直接見ることもできないまま高校3年生となってしまった。
そう、ただのへたれである。
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