"彼女"との出会い

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だから俺は陰ながら彼女のことを見ることしかできなかった。 とてもおしとやかな彼女を見るだけでも俺は満足だった。 だから階段で声が聴こえた時は一瞬で夜雲さんであると認識することができた。 いつも通りの少し高い声だ。 体操着のことなど忘れて彼女の発する言葉に耳を傾けてしまった。
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