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目の前のアホゴミをマジマジと見つめるフラッダ。その顔を女がみれば胸を打たれるだろう。
ディディーは、混乱していた。
まさしく、頭がぐるぐると回る混乱。
なぜなら、とても顔の整った男に直視されているからだ。イケメンの笑う顔はキラキラとかっこいいが笑わなければただただ怖い。
いま、このイケメンに直視されてへたれこんでいる自分はさぞ間抜けだろうなー、と 考えながらなぜ見つめられているのかを頭の隅で考える。
そういえば、、僕のことを名前で読んでいたな。僕の知人かな?
そう結論づけて、イケメンに話しかける。
「や、やぁ!何処であったかな?」
「はっ?」
男は、何いってんだよといった顔で見つめ返してきた。それもそうだろう。
ディディーだろ?と聞けば誰のこと?といった返事をしたかと思えばいきなり、ディディーとして、せっしてきたのだ。
記憶障害か?と思っていたのだがちがう?とフラッダも混乱していたのだから。
「えへへ、ごめんね、忘れられたの嫌だったよね、へへへ。」
「......」
「その、、僕さ、前の事があまり思い出せなくてねー。あははは、はは、、は..」
笑いながら言うことかよ!というツッコミを飲み込みフラッダは、考える。
ディディーは、記憶障害なのか。聞きたいことがあったんだがなぁ。
フラッダは、ディディーのファンであった。そりゃもう、ディディーが大好きでとてもとても憧れていた。
そんなディディーは、罪をおかしつかまった。その事はファンのフラッダからしたら、裏切りだ。だから、ディディーに、起こっていたし、その、犯した罪をしりたかった。
だが、いまのディディーからは聞き出せない。
何もわからぬし早々と警察に連絡し捕まえてもらおう、そしたら、自分は脱獄犯のディディーを見つけたとして表彰されよう。
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