第3章

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髪も伸びたし、痩せたのは事実。 鏡の前に立てば、確かに中学生時代より女の子らしくなった気もするけれど、そんなのは外見的なほんの少しの錯覚。 今も私はピンクを選べない。 フリルもレースも、私には似合わない。 結局、中学生のあの頃のまま。 私の中の時計は止まったままなんだーーー。
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