第1章

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いつもは 後ろから自転車を飛ばして 『 ユイーー! 今日 開いてたら あそこのお店行こうよ! 』 と、 威勢よく声をかける友だちは 今日は バイトや学校委員会におわれて わたしは 久しぶりに 一人を満喫しながら 家に帰っている。 道の途中に咲いている ピンク や赤色の花が 夕焼けの せいで 悲しい表情をしているようにみえた。 いつもは聞こえない カラスの鳴き声は、 今日は わたしに 嬉しそうに喋りかけてくるように感じた。
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