第1章

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私は、暇だって言ったことがない。 や、人生に1度…2度…3,4、5度くらいはあるかもしれないけど。 ともかく。これで小説のスタートダッシュを切ろうとおもうものならば、 中々のチャレンジャー。 私が言いたいのはそこじゃない。 私は何でも楽しめる!という自信を持っている。 多分、多少持っている人は多いと思うけど、私はその中でも神級だと思う。 でも、そんな私もそれを揺るがされる時が、来るなんて! 「ありえないよ―――――!!!」 叫んでも叫んでも、叫び足りない。 私、宮野間凪咲(ミヤノマナギサ)。 由緒正しき(?)私の名前は 宮野間凪咲!! ふつう、高校と聞いたら、何を想像するだろうか? 様々な部活動、 ちょっと特殊な同好会。 凄く可愛い制服を身にまとった自分。 盛り上がる学校行事! 否!!! それは全て妄想で終わる!妄想には終止符を打つべきなのだ!! と、終止符を打つ言葉が、あれだ。 初めての私のセリフは、ありえないよ―――――!!!なのだ!! そっちにありえないよ!? 恨んじゃうよ!?作者!! 「先生!!もう一回言って!?それで、私を現実に引き戻して!!?」 「…?なに言ってるのか、分からないけど。とにかく。今のままじゃ、宮野間さん、どこの高校にも行けないわよ?偏差値が低すぎるの。これで入れたなら、私拍手送っちゃうわ。」
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