第1章

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「ちょっと!?凪咲!?そーゆーことって、言っちゃだめでしょ!?ずっと遊んであげてたじゃん!思春期ど真ん中でも、遊んでって言ったらウザいな~とか思いながらも、あそんだよ!?」 と、絵梨奈が悲しんだ。 「え~…。恩着せがましいなぁ…。はいはい!良いよ、見てあげるよ。パンフレット位。タダだしね。」 と、ぱらぱらとめくる。 「普通じゃん…。絵梨奈、賢いのになんでこんなところなの?」 と、見ているとふと1文が目に入る。 「…?毎日がイベントみたいにテンションMAX!てか、イベント年で10回!!先輩後輩の仲も超良い!部活が少ないけど、へんな同好会がいっぱい!…って、ふざけてるの…?」 と、言って絵梨奈を追い出したけど、 毎日がテンションMAXっていうのが、少しだけ引っかかった。 私が今、テンション低いのを察知して、絵梨奈は来たのかな・・・。 って、考えすぎだよね。 でも…。 妄想通りの学校だ。 制服も、かわいいし。 何よりも…。 『馬鹿でもオッケー♪偏差値5の子もいるよ』 という分に心ひかれたのだ。(作者、偏差値の基準しりませぬ…(-_-;)) 「よしっ。私、ここにしよう!!」 新たなる決意を、抱いた新しい私が誕生した。
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