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朝から拓斗とコントを繰り広げながら共に高校へ向かう途中、新月燈(シンゲツアカリ)と会った。
燈とは高校に入ってからの友人。
もうすでに2年間同じクラスなのだから仲良くもなるだろう。
「やっほー!相も変わらずの3人だねー」
「腐れ縁ってやつだな・・・」
「おっ!見ろよ春翔!あの娘可愛くないかっ!?」
僕が燈と挨拶を交わしている間に、拓斗は可愛い子探しに夢中だった。
これも相変わらず・・・
だけどこの空気が気持ちいい。
「あ!あの娘も可愛い!!」
たまにやかましくもなるが。
ただ、今日に限っては拓斗が浮き足立つのもわからなくはない。
魔法科高校の入学式。
そんな日に、初々しく可愛い新入生に目が行くのは拓斗なら当たり前のこと。
まぁ僕には関係ないことかな・・・
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