向日葵

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私は、オジさんとの格の違いをどうとも思わなかった。 多分、オジさんの見た目が普通過ぎるのと、年齢的に自分を優位と感じていたから。 好きだけど、この人との結婚は考えられないし、結婚のゴールのない恋愛は時間の無駄とも思う。 もう一度ぐらい結婚してもいいよね。 頭の隅にあった、オジさんの『事の顛末』が、オジさん自身の性質によるものと、私に刷り込ませていた。 私のことは『遊び』だと。 だからオジさんの『愛してる』なんて、性欲の成せる技なのだと自分に言い聞かせた。 私は、オジさんが飽きるまで、オジさんの恋愛ごっこに付き合うつもりでいた。
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