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あとがき
瑞希は、幼稚ながらわがままなところがなく、人に尽くすことができる女。
そんな女が不幸になるとしたら、自分の恵まれた環境や他者への感謝の無さが元凶となるのかもしれない。
そんなテーマで書いてみました。
人間に傷ついても人間と関わるしかない。
経験をして、やっと気づいて・・・。
どん底に落ちたと思ったとしても、前の自分に戻りたいとは思わない。
そこから這い上がるために、すべてを認めて自分なりにやっていくしかない、小さくても野望を抱く。
その小さな小さな努力をどこかで必ず見ていてくれる人がいて、きっと生きるヒントをくれるもの。
タイトルの向日葵は、一方的な思いとか、傍から見える解釈が真実との相違を生むことがあるという比喩でした。
最後になりましたが、読んで下さった方へ
本当にありがとうございました。
H27.4
怜子
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