第二章

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―あれ?― 「ロボは?」 「あら、どうしたのかしら。いつもは迎えてくれるのに。」 リビングに入って、LED電球をつけると目にハッキリと映ったのは、“ERROR”の文字が表示されたロボットだった。 「こんなことになったのって初めてよね?どうしちゃったのかしら...。」 「市当局に連絡してみたら?」 母さんは手首についている最新小型携帯を使って、市当局に電話をした。
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