第二章

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人だった。 食い入るように見ていると、 「隼人何してるの?」 と、母さんに不審そうに僕を見た。 「え、あぁ別に。空が暗くなったなぁ、と。」 「空は暗くなるわよ。大丈夫?疲れているんじゃない?」 「大丈夫。」 そういって、もう一度屋根を見ると、2人は姿を消していた。
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