第二章

12/15
前へ
/73ページ
次へ
プラグの部分がさっきと同じく、焦げていた。 ロボが充電しようとプラグを差し込んだ時に、高電流が流れたんだ。 念のため母さんはに聞いてみると、欲しかった答えとともに、健康に配慮して、鶏肉で作られたハンバーグが盛り付けられた皿が、運ばれてきた。 好物を口に運びながら、頭の中では高電流が流れた原因について考えていた。 「隼人、テレビつけて。」 言われた通りリモコンの電源ボタンを押すと、都市化が一段と進んでいる地区を紹介する、番組がやっていた。 市当局の案内人の男の人が、市内探索ロボットについて話していた。
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加