第1章

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「ふぁ?っ」 ググッとベッドから背伸びをする。 頭の中から少し自分自身よりも低い声が直接語りかけてくる。 そんな異常な状態なのにも関わらず綱吉は相手に話しかける。 「(おはよう、綱吉)」 「ん?っ、おはよう?っ、ツナ何か嫌な予感がする」 んん?っと首を傾ける。 綱吉はかなり可愛いのだが。 「(ーっ綱吉、その顔オレ以外に見せちゃダメだからね)」 「?…そんな事より、今日学校行きたくない」 綱吉がベッドから立ち上がり、机の式だしに隠れていたパソコンを立ち上げ、インターネットを開く。
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