第1章

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「(綱吉、XANXUSはどうしたんだ)」 綱吉が不安そうに顔を歪める。 「(綱吉)」 ツナが綱吉をじーっと見つめる。 実在は見つめる事は出来ないが、精神を見つめる事は出来る。 「…ツナ…XANXUSの行方が分からないんだ」 「(…本当か、綱吉でも分からないのか)」 ツナがパソコンを覗き込む。 只今綱吉は、お得意のハッキング中だ。 「ん?っ、一応CEDEFのパソコンを調べているんだけど」 CEDEFとは、ボンゴレの門外顧問が一般的の表の会社だ。 あっ、ボンゴレとは、イタリア最強、最高、歴史、格式全てがマフィアの頂点に立っている。 そんな、ボンゴレをパソコンで調べている理由は沢田綱吉がボンゴレ10代目のボス候補だからだ。
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