第1章

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「ーっうーっ」 ドサッと奴良リクオの目の前に落ちて来た人物にリクオの瞳が青ざめる。 「…どうしました?……リクオ様」 リクオの後ろから不安そうな声をしながら駆け寄ってくる、音に我に返る。 「ーっ、氷麗ーっ青を呼んで」 「えっ?青…なっ綱吉様ーっ」 氷麗の姿がふわっと冷たい空気になる。 及川氷麗は妖怪雪女だ。 同じく、奴良リクオは妖怪の総大将を祖父に2代目を父に持つ正真正銘の半々妖だ。
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