第一章

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俺の名前は枢木紅(くるるぎこう)。 現役高校生ではあるけど、兼業として実家の神主もやっている。 うちは平安時代から代々続く神社で、神主は最も霊力の高いものが継ぐというしきたりだった。 中学を卒業するまではじいちゃんが神主だったが、高校に入学した頃から俺の霊力がじいちゃんを上回りしきたり通り神主になったわけ。 でも、まだ学生な俺は神主の仕事なんてできるわけないから実質名前だけである。 仕事はほとんどじいちゃんがやってるし、霊力が高い以外はいたって普通の高校生だ。
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