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空?あれ、こんなに真っ白だったか?
それに、俺夢でも見ているのか?
「おお、やっと目が覚めたか。」
誰だ?この爺さん。俺は知らない。
「まあ知らんのも無理は無いな。教えてやろう。」
心を読まれたのか、まあ良いだろう。
「わしは人が言うなら神様じゃ。どうじゃ?凄いじゃろ。」
だが、俺は何故、
あ、思い出した。
「確か、やることや予定を済ませて帰ろうと電車を使おうとしていた時、酔っ払いがぶつかってその勢いでホームから落とされて、電車にグシャッとされて死んだんだ。」
神様は飽きれ顔で言う。
「お主な、それを平気で言えるものはいないぞ?恐怖や絶望に潰される人間が殆どじゃのに。」
だがな、俺はそうじゃないんだ。
死を恐れてはいなかったが、望んでもいない。
神様「まあ、そんなお主に転生の命を与えてやろう、何処の世界に行きたい?」
世界、じゃあ、アニメの世界に行けるのか。
「IS、インフィニットストラトスの世界に行きたい。」
「フムフム良いじゃろう。更に!」
な、なんだ?
「特別サービスで特典をやろう、4つまでプレゼントしてやろうぞ。」
特典か、確かに欲しい、でもその前に、
この絵だけは、本当に無事で良かった。
神様「その絵は?一体。」
「この絵は俺が小さな時だったかな、俺の家族はロボットや機械系が大好きでさ、俺の為に父さんと母さんの二人が書いてくれたんだ。」
一つ目は、決まった。
「神様、この絵に書いてある奴をISに出来ないか?」
神様「複雑な気持ちじゃが、いいじゃろ、んで、武装名は・・・」
びっくり
「な、何故に装甲の材料にオリハルコン・・・更にはエネルギーは改良されど、コジマ粒子か。丸で第四世代、他にはモードファイターというのは。」
「それはゼノギアスっていうゲームの主人公ロボットの力を出せるようにって父さんがな。」
神様は思った。
一見チートに見えるが、違う、
ちゃんと弱点はあるし、負担も大きい、だが、今の青年に不可能はなさ過ぎる。
神様「まあ、大サービスでしてやろうぞ。そういえば、名前を聞いていなかったな。」
「だな。」
自己紹介か、まあ良いか。
「夢咲、夢咲桜花だ。」
そう、それが俺の名前だ。
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