第一話・・・プロローグ

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6年の月日が経ちました。 そして神様に言われた通りの試験当日 道や地図を予め確認していたから何とかだな、 いやしかし、辿り着いたは良いが、でかいな。 「お前か?試験を受けに来た者は。」 この人は確か、モンド・グロッソの出場者、一夏っていう人の姉だったかな。 「私は織斑千冬だ、IS学園の教師をやっている。」 ああ、納得、最強って言われていた人だったよ。 「初めまして、夢咲桜花です。男性でISはおかしいとは思っていますが、何分、世の中が世の中ですから。差別や卑劣社会は嫌いです。それだけは理解お願い致します。」 そういったら、 「なるほどな、頭も考えも確かなようだ、試験は学園の第二アリーナにて行う、ついて来い。」 怖いな、流石に、 まあ行くか。 しばらく歩くと? 「ひ、広いな、流石としか言いようがない。」 「悪いが、代表者と戦って貰う、しかし。先生方が出払っていて調度いい相手がいないんだ。悪いが学園の生徒会の会長と戦って貰うが構わ無いな?」 異論無し、 桜花「構いません、寧ろ、相手が強い方が好ましい、戦いを覚えられるので。」 千冬「ほう?珍しいな、だが、教えておく、学園の生徒会会長、名は更識楯無だ、気をつけろ?お前も霧纏の淑女(ミステリアスレイディ)という言葉は聞いた事があるだろう?」 「織斑先生、待たせては彼に悪いですよ?」 いきなり扇子を開いたと思えば何か書いてあった。 早急、 時間が押している、仕方ないな。 「改めて自己紹介するわね、私は更識楯無、よろしくね?夢咲君。」 「はい、よろしくお願い致します、生徒会会長殿。」 楯無「あら、別に砕けてもいいのよ?」 年上に対してそんな失礼な事はできないから、普通。 桜花「いえ、目上の人に対する礼儀を忘れてはいけない性分なので。」 クスクスと、笑っている、しかし、時間が無いなら、 「急ぎでしょう?早めにやらないと時間、過ぎますから。」 「へえ、私を前に逃げない人は久しぶりよ?」 感心、 「一応IS造ってきたから良いか。試すのには持って来いだ。」 興味、 「あら、お姉さん楽しみ。」 初めて起動するか、 [初期化、一次移行終了、単一能力解放。] 「知らないISかな、コアは何処から?」 「俺の部屋にありました。三つほど、家族が残してくれた、欠片です。」 失っていけない欠片だ、本当に。
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