1224人が本棚に入れています
本棚に追加
「──平等に扱わねえと、
不公平なんだろうが。
それともてめえ、
やつらに殺されたいのか?」
「……ッ!?」
「いいぞ。俺は。
……何人でも、何度でも」
喘ぎながら振り返った女の目は、
それでも欲に溺れて滴っていた。
こんなことで
男の心が動くわけねえってこと、
教えてやるよ。
──食い物にされるのは、
俺じゃねえってことを。
.
最初のコメントを投稿しよう!