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んー……、まぶしい。朝?それにしてもなんか熱いような気が…………
「ってなに抱き付いてきてんだよ蒼真!?」
「ふわぁーんにゃ、……おはよー怜桜」
「いいから答えろアホ」
「ふぁーい、んとね…………。多分寝惚けて此方に来ちゃったと思う」
(本当は怜桜の事を抱き締めて色々したかったけど我慢してたらいつの間にか寝落ちしただけだけど)
……、こいつアホだろ。
「もういい、とっととどけよ……着替えるから」
「はーい、了解でありまむ!」
そう言って蒼真は素直に俺を解放して部屋を出ていった。
「ったくあのバカは何を考えてんだか……取り敢えずまずは着替えるか」
俺は来ていたTシャツやハーフパンツを脱いで手短に制服を着込む。
「よし、行くか」
着替えを終えた俺は部屋を出て、廊下のエレベーターに乗る、蒼真は風紀の活動で人足先に校舎に向かっている。
それてもって、外に出て校舎へ向かうと観高い騒音が聞こえてくる。
だから親衛隊は苦手なんだよな……。
「キャァ!!夜様ぁー、昨日の音楽番組見ましたぁー」
「取っても素敵です、その二時間後のトーク番組での発言も……。あぁお美しいですぅ」
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