159人が本棚に入れています
本棚に追加
蒼真side
「はぁ!?マジ……、なんで」
ついさっき怜桜から届いたメールを確認すると、ホストに襲われかけたから気まずいのでサボるって書かれていた。
「なんで……、やっぱりオレが怜桜を守らないと食べられちゃうよね」
こうなったら昨日の剣世の占いで色事でトラブルって言うから、暫くはオレが部屋に監禁すればきっと怜桜は……。
っ!だ、ためだよねそんなこと……監禁すれば怜桜に嫌われちゃう。
そうしたらオレ、怜桜成分の補給が出来なくて死んじゃうよ。
どうしよう……あっ、そうだ!クラスの忍者君を脅……お願いして監視カメラのハッキングで怜桜の監視をして貰おうかな。
そうとなれば、即行動だよね。
「ねぇねぇちょっといいかな?忍者君、お願いしたいことがあるんだぁー。拒否したら、暗器の事や盗撮盗聴の事うちのイインチョにばらしちゃうよ」
「……、俺は忍者じゃない。スパイだ、それに暗器なんて呼び方も止めろ。あれはただの仕事道具だ」
「あれ?オレに口答えするの忍者君、いいのかな~イインチョにこれを言ったらどうなるかなぁー」
「……、把握した。それで調査対象は一体誰だ?そして俺は天才スパイの衛藤 康太(えとう こうた)だ」
最初のコメントを投稿しよう!